製造現場で外国人を採用するメリットとは？

製造現場で注目される外国人材

現在の日本ではどの業界でも「人手不足」が大きな問題となっていますが、特に製造業の現場は深刻な人手不足に陥っています。

この人材不足の状況を解決する一つの手段として、外国人材の活用が注目されています。

国としても「経済財政運営と改革の基本方針2018」(骨太の方針)にて、新たな外国人材の受け入れ制度の導入を発表し、人手不足解消に向けて動き出しています。

製造現場で外国人を採用するメリットとは？

外国人材を採用・雇用したことがない企業にとって、「外国人材」を採用してみたいと考えつつも踏み切ることができていないケースが多いのではないでしょうか。

そこで、製造現場で外国人材が活躍する理由(メリット)を、実際の現場から集めてみました。

製造現場で外国人を採用するデメリットについてはこちらの記事「製造現場で外国人を採用するデメリットとは？」をご覧ください。

外国人と働く製造現場で発生する日本語問題については「製造現場で外国人を採用する際に気になる日本語問題について」をご覧ください。

とにかく真面目であてになり、ハングリー精神がある

実際に外国人材を採用した企業から多く寄せられるのが「とにかく真面目に働いてくれる」という声です。

最近の日本人の若者の傾向として「嫌なことがあるとすぐ辞めてしまう」ことが企業の人事担当者の悩みのタネになっているようです。

一方で遠い母国を離れて日本に働きにきている彼らにはハングリー精神にあふれており、実家の家族のために必死に働いてくれます。

また就業機会を与えてくれた企業への感謝の気持ちも強く、一生懸命働いて貢献しようと仕事に打ち込んでくれる傾向も強いです。

そのため当社が派遣する外国人スタッフは離職率0％であり、夜勤や残業・休日出勤もいとわず、むしろ好んで働いてくれると受入企業からは高い評価を得ています。

平均年齢が若い(当社平均28歳)

高齢化が進む日本において、若い労働力は貴重です。

特に体力が重視される製造現場では、若い労働力は喉から手が出るほど欲しい人材ではないでしょうか。

外国人材の多くは、若くして母国を離れて日本に来ているため、比較的若い人材が多いのも特長です。(当社スタッフ平均年齢は28歳)

学ぶ姿勢・意欲が高い

外国人技能実習生はもちろんのこと、派遣スタッフとして働いている多くの方は、日本で学んだ技術を母国に帰ってから活かしたいと考えています。

そのため技術や作業を学ぶ姿勢や意欲が高く、結果として良いパフォーマンスを発揮してくれることも受入企業から評価されている点のようです。

外国人材採用の方法

外国人材を採用・雇用するには、いくつかの方法があります。

求人広告を出す

インターネット(就職ポータルサイト、SNSなど)や新聞・求人誌などに求人広告をだします。

日本に定住し、高い技術を持ってフリーで仕事を探している外国人材を見つけるのに効果的です。

特に近年ではSNSを利用した就職活動が活発であり、高い語学力や色々な企業を渡り歩いているような高度な技術を持つ人材と出会えるかもしれません。

公的機関を利用する

外国人材と企業のマッチングを専門としたハローワークのような公的機関も存在します。

東京外国人雇用サービスセンター

名古屋外国人雇用サービスセンター

大阪外国人雇用サービスセンター

福岡外国人雇用サービスセンター

外国人留学生がいる専門学校や大学からの紹介

留学生を多く受け入れている大学や専門学校は、彼らの就職をサポートしていますので、日本で活躍したいと考えている高い技術を持つ人材と出会うのに効果的です。

人材派遣会社・人材紹介会社を利用する

当社のような民間の人材派遣会社・人材紹介会社を利用します。

人材派遣会社は、各企業に適した人材探しやマッチング、日本語や生活マナーなどの講習、就労中のサポートなど手厚いサポートを提供しているのが特長です。

外国人材と一緒に働く際には様々なトラブルも予想されますので、それらを回避するためのノウハウを多く持つ会社を利用することも、おすすめです。

外国人技能実習制度を利用する

いま注目を浴びているのが外国人技能実習制度です。

日本で培われた技能、技術又は知識の開発途上地域等への移転を図り、当該開発途上地域等の経済発展を担う「人づくり」に寄与するという、国際協力の一環として実施されています。

技能実習制度の内容は、外国人の技能実習生が、日本において企業や個人事業主等の実習実施者と雇用関係を結び、出身国において修得が困難な技能等の修得・習熟・熟達を図るものです。期間は最長５年(基本３年)とされ、技能等の修得は、技能実習計画に基づいて行われます。

企業単体で実習生を受け入れることも可能ですが、多くの場合は外国人技能実習生の受け入れを専門に活動する協同組合に加入することが一般的となっています。

サクセススタッフでの外国人材採用の流れ

１．人材の選定

派遣希望企業様より、仕事の詳細・希望人数・希望人材（例えばNCの経験がある人等）をうかがいます。

そして希望に合った人材を当社が選定・自社面談を行います。

その中からさらに企業様に適したスタッフを選定します。

２．現場見学

候補者とともに、実際の仕事現場見学を行います。

この際にスキルシート(履歴書・在留カード)も持参しますので、ご確認いただけます。

３.　採用／引っ越し／入社

採用が決定しましたら、派遣先現場の通勤圏内に寮を準備し、そこに引っ越します。(寮費や引越代・生活費などはすべて当社が負担)

こうすることで、通勤の利便性も確保し、スタッフに働きやすい環境を整えます。

引越し準備が完了したら、入社となります。

当社では、採用決定から入社まで、最短１週間で完了した実績もございます。