製造現場で外国人を受け入れるために解決しなくてはいけない課題とは?

外国人を受け入れたい!でもまず何をすればいいの?

外国人を雇うことが決まったら、事前準備が必要です。

何をしてよいかわからない方のために、外国人派遣を長年に渡っておこなってきた当社から「こんな準備をしていた企業様は外国人と上手く仕事をしている」というポイントをいくつかお教えします。

■参考記事
製造現場で外国人を採用する際に気になる日本語問題について

ポイント① 社内への周知と協力体制の構築

せっかくいい人材を雇っても、周りの日本人の協力体制がなかったら宝の持ち腐れとなってしまいます。

日本人にとって当たり前のことでも、外国人にとっては当たり前ではありませんので、自分が新入社員だったころを思い出して丁寧な指導が大切です。

朝礼・全体会議

入社前か入社初日に、会社全体の朝礼や会議などで「外国人(ベトナム人)が●日から入社します」と周知していただき、「日本語はある程度分かりますが、皆さんも逆の立場に立ってゆっくりと分かり易く話すよう心がけましょう」などの指導をしてもらうだけでも、期待と不安を抱え入社してくるスタッフにとって安心材料となります。

また、少しだけでもいいので、文化を話すことも有用です(例えばベトナム人は英語はほとんど伝わらずベトナム語を話しますなど)

張り紙

トイレや食堂など、張り紙がある企業様はそれをベトナム語に翻訳したものを事前に貼っておくのも効果的です。(翻訳はサクセススタッフが派遣料金内で作成しますのでご用命ください

仕様書の作成

仕事をするうえで大切な、安全教育や現場の仕様書などを事前に翻訳しておくと、外国人スタッフの作業理解度が上がります。これらの資料は事前に送っていただければ翻訳いたします。(これも追加料金は頂きません!

掲示板

ある企業では、入社するベトナム人の自己紹介を写真付きで掲示板に貼って下さり、少しでも会話できるような情報を共有して仲間意識を高め、仕事効率もあがったという事例もあります。

名札

名札をつけてもらい、名前を呼ぶようにすることも大切です。

一番大事なのは、外国籍スタッフが入社する初日の対応です。会社の仕組み、特に安全については通訳から時間をかけてでも丁寧に伝えることが大切です。

サクセススタッフでは初日は通訳が帯同します。

ポイント② 在留カード

「在留カード」は、外国人スタッフを受け入れる際には必ず知っておくべき情報です。

受け入れの際には必ず在留カードをチェック!

外国人受け入れの際には、在留期限・カードの種類など在留カードのチェックを行う必要があります。(派遣会社を利用する場合、きちんとチェックをしている派遣会社を選んでください)

正社員や直接アルバイトの面接に来た外国人には必ず「在留カード」の現物をみせてもらいチェックしましょう。携帯することが義務ですので、現物をもっていない、写真で・・・などは要注意です。

チェックの方法が入管のHPに載っていますのでご参考ください。また、チェックを怠ると助長罪になる場合もありますので注意が必要です。

出入国在留管理庁在留カード等番号失効情報照会

ビザの種類を確認

ビザの種類によっては時間制限があったり仕事内容に制限があります。(留学ビザは就業不可もしくは28時間の制限があります)

ビザによる制限は多々ありそれらをすべて把握するのは大変ですが、かといって知らなかったで済まされる問題ではなく、雇用した側にも責任が生じます。

したがって、外国人スタッフを雇用する際は派遣会社にお願いするのが法的な問題にならないためにも良いでしょう。

派遣会社の中でも、ビザ関連のチェック体制が不十分な会社もありますので、付き合う派遣会社も選ぶ必要があります。

また、ビザ更新や各種保険など、正社員やアルバイトとして直接雇用をすると、手続き等面倒な部分も多いので、派遣であればすべて、派遣会社が料金内で対応してくれますので、雇用形態についても、一度見直してみてはいかがでしょうか?

外国人スタッフ受け入れならサクセススタッフにおまかせください

「外国人を受け入れたいけど、何をすればわからない」

そんなときは外国人スタッフの受け入れ経験が豊富なサクセススタッフにおまかせください。

入社前の事前準備/社内受け入れ体制の構築アドバイスや、就業中のフォローが充実しています。

またビザの更新なども当社専属の社労士がすべて管理し手続きも行いますので安心です。