派遣社員がすぐ辞めてしまう企業に共通する5つの原因

こんにちは。

愛知・岐阜を中心に優秀な人材をご紹介しております株式会社サクセススタッフです。

派遣社員に対する世間的なイメージというのは、実にさまざまです。

中には「派遣社員はすぐに辞めてしまう」と思っている方もいるのではないでしょうか?

もちろん、派遣社員の都合ということもあるのですが、派遣社員がすぐに辞めてしまう理由が企業側にあるというケースも少なくありません。

今回は派遣社員がすぐ辞めてしまう企業に共通する原因について触れていきたいと思います。

1:教育研修が整っていない

派遣社員がすぐ辞めてしまう企業に共通する原因として、まず挙げられるのが教育研修が整っていないという部分です。

もちろん、今はどこの業界・企業も人手不足ですので、教育研修になかなか力を入れることができないということも多いでしょう。

ただ、働き手にとって何をどうすればいいのかわからない状態で現場に放り込まれることほど不安なことはありません。

教育研修が整っていないとその不安感が拭えないまま時間が過ぎてしまい、耐えられなくなってせっかくの派遣社員も早々に辞めてしまうのです。

長く働いてもらうためにも、企業はやはり教育研修に力を入れていくべきなのです。

2:ハラスメントが横行している

一般的に職場で考えられるハラスメントとしてはセクシャルハラスメントやパワーハラスメントといったものが挙げられますが、今は本当にいろいろなハラスメントがあります。

こういったハラスメントが横行している企業ではやはり派遣社員も定着しません。

昔はOKだったことが今はNGになっていることも多く、昔のままの感覚を引きずっていると知らず知らずのうちにたくさんのハラスメント被害者を生み出してしまいます。

悪意がなくとも、ハラスメントというのは相手がどう受け取るかが問題になってきます。

ハラスメントについて一度でも指摘を受けたことがあるなら企業体質を見直すべきですし、仮にハラスメントに関する指摘がなくともハラスメントについて定期的に学び、指導をおこなっていくことが必要です。

3:人間関係に問題がある

仕事をする方にとって、職場の人間関係というのは大きなポイントになってきます。

多少ハードな仕事であっても人間関係が良好だから頑張れるというケースもありますし、逆にどれだけ自分に合っている仕事でも人間関係が最悪だから辞めてしまうというケースもあります。

もちろん、いろいろな人が集まってくる職場だからこそ常に円満で良好で……というわけにはいきませんが、社内に派閥などがあり、人間関係でのトラブルが絶えないと派遣社員も早々に辞めたくなってしまいます。

人間関係の改善というのはそう簡単にできるものではありませんが、企業として人間関係に何かしらの問題を感じているのであれば手を打つべきでしょう。

4:職場の衛生面に問題がある

派遣社員がすぐに辞めてしまう企業というのは、職場の衛生面に問題があるケースも少なくありません。

実際に自分が働くということを考えたときに、衛生的に問題のあるようなところでは働きたくないというのが本音でしょう。

出社するのも憂鬱になってしまいますし、出社してからも「不衛生だからできるだけ早く帰りたい」と思ってしまうのは当然のことです。

特に、今は新型コロナウイルス感染拡大の影響もありますので、衛生面に気を遣っている方というのは本当に多くなっています。

自分が衛生面に気を遣っていても、職場の衛生面に問題があったのでは安心して働き続けることはできません。

不衛生な部分があるなら、企業としても早急に対応すべきでしょう。

5:仕事が流動的

いつ辞めるかわからない派遣社員だからこそ、その時々で必要な業務を振り分けるといったやり方をしている企業もいるでしょう。

確かに気持ちとしてはわかるのですが、仕事が流動的になってしまうと今度はそれが原因で派遣社員が辞めてしまいます。

仕事がものすごく多い日があったと思ったらその翌日はまったく仕事がなくてヒマになってしまう、資料の整理を頼まれたと思ったら翌日には現場に出るように言われた……こういった流動的な仕事になってしまうと派遣社員も不安になります。

特に、派遣社員として働くことを通して知識やスキルをしっかりと身につけていきたいという方であれば流動的な仕事をあまり好ましく思わないでしょう。

もちろん、企業としては派遣社員という働き方だからこそ考えている部分もあるのでしょうが、「派遣社員だから」という考えに囚われすぎてしまうとそれによって貴重な人材が離れていってしまうこともあるのです。

注意しておきましょう。